もらいゲロとの戦い

電車に乗ったところ、ささーっと後方へ視線が流れる。しばしの凝視の後、なにごともなかったかのようにいつもどおりの様子になったが、つつじヶ丘で両肩をサラリーマンに抱えられた爺さんが降りたのだった。爺さんのコートは前が何かで白い。
で、気にしてしまえば気になるというのが人の常、そういえばゲロの臭いがしないでもない気がしてきて、周囲が自己防衛のために風上で窓開けてるのもアレで、朝からもらいゲロをしないように頑張らねばならんかった。