ある少女は

高校生のときに駆け落ちをして子供をもうけ、しばらく平穏に暮らした。しばらくすると彼女は育児ノイローゼだか何だかでパチンコにはまって借金を重ね、信仰に目覚めて金を注ぎこんだため、夫婦仲が悪くなった。実家の街に帰ることと引き換えに、見かねた親に借金を肩代わりしてもらって再出発をはかることになった。
田舎に引き戻されてからは、一時何事もない日々があったものの、子供の学習障害や彼女自身が隠れてギャンブルを続けたために夫婦は一度別居することとなった。別居をしても状況は変わらず、そのうちに持病もちの元ヤクザと親しくなって内縁状態になり、それを聞きつけた別居中の夫との離婚が確定。子供も万引きで補導されたりして、何度か手を差し伸べた親族からも諦められている。

オレの遠回りなんて、なんてことないくらい、ダイナミックな人生。

新人の自己紹介を聞かされるプレイ

オレは新卒配属というものを経験したことがないため、独特の緊張感とか期待感とかあるらしいがそのあたりが分からない。
で、今日は新人紹介があって、隣の人は懐かしいなーと思っていたらしいんだが、壮大な野望が続いて、一通りの紹介が終わったときにはすっかり疲れてしまった。当然、どう見えるか考えてしゃべってはいると思うけれど、そういう内容に落ち着くところが若さというか経験のなさってところなのかしら。

あと今日は会社にスーツが蔓延してたが、やっぱり見慣れないから異様だ。とりあえず誰が社員か分かったのは収穫。