リンダリンダリンダ

会場
バウスシアター 3
料金
1,500円

16:25からの舞台挨拶の整理券を得るべく、9時15分には吉祥寺の劇場に到着して、18番目を確保。

舞台挨拶は、監督キャストともプロモーションの終わりということでテンションが低くて、抑え目な感じ。あちこちの記事を見ると、渋谷でもテンションは低めだったようだけど、吉祥寺ではメンバーが減って、いよいよこの映画に関する作業が終わっていくことを感じているようだった。
監督は背が小さくて、ちょっとおどおどした印象。ペ・ドゥナはひょろっと手足が長くて目が大きい。前田亜季は容貌は整ってるんだけど、すごく普通の人っぽくて、一番場慣れした感じ。香椎由宇はメディアで見るとおり目鼻立ちははっきりしてるけど、やっぱりもう少し普通の人な印象を受けた。(キャストは本編ではもっと輝いてるってか、元気な印象があるのにね)
ちょうど舞台挨拶のときに震度5の地震がきて、地震慣れしてないペ・ドゥナがおろおろしていた。「私は驚きましたけど、皆さんは大丈夫そうですね」とのことだったので、観客はやっぱりビビッてなかった様子。


映画本編は、ニュアンスがいちいち生々しくリアル。いや、経験したことないことも多いけど、確かにありそうなことばかり。そんな台詞の間と雰囲気とが何故かフフっとニヤっと笑えて面白いんだよなぁ。今年観た新作のなかでは一番面白くて満足。パンフレットには台本の最終稿も載っていることだし、これを読んでからもう一度は観に行こうと思う。