ロード・オブ・ウォー 史上最強の武器商人と呼ばれた男 [1/1]

料金
1,300円
会場
新宿オスカー

ちと残業して15分前に劇場に滑り込み、今年初めての映画。新宿はほとんどのホールで観たと思ってたんだけど、ここは初めてで、平らなつくりで背もたれの低い椅子がまるで体育館のようだ。椅子が良くないので腰痛いし。オールナイトということもあるのか、帰りがけに数人のオッサンがだいぶくつろいだ姿勢でいるのが印象的だった。

始めから終わりまで暗いトーンで行くのかと思いきや、意外な笑いの要素とシリアスな要素が織り交ぜられて、鼻で笑いながら見終えることができた。
複数の武器商人をモデルにしてるということで、映画本編の主人公の人生は派手なものとなっているけれど、そうでなくても個々のエピソード一つを持ってるだけでも十分ドラマチックな人生だわなぁ。
劇中で仕事を辞められない理由を“才能があるから”という風に字幕で説明してたんだが、これはまったく理解できない。スリルがあって辞められないというんだったら、分からなくもないんだけど。ただこれって、


 「家族からも『やめたら』と言われる。でも、いつでも値動きがある。もうけのチャンスがそこにあるのに、失うこともつらい。出来たはずのことをしなかったことで仕事放棄のような気がしてしまうんです」
の真ん中あたりに似てるか。