メガネのレンズを注文

新宿から田端まで出て、アンチテンションを作った眼鏡屋へ行く。
川崎和男の新しいアンチテンションのフレーム(アンチテンション+スプリングヒンジ)を見てきた。MP-692/693っていう新しいモデルのアンチテンション機構がウェブ上の画像だとさっぱり分からなかったんだけど、実物を見たらすっきり理解できた。

古いモデルになるMP-662/690は、レンズをブリッジ部一点で固定することとレンズ上部のフロントと呼ばれる部分に弾性を持たせることにより、メガネのかけ方による矯正位置の違いを吸収している。これに対して、今回のMP-692/693はヒンジにバネ機構を仕込んで、テンプルを柔軟に動かすことにより矯正位置のズレを防いでいる。フロントは動かない。

まるで正反対のアプローチで面白いんだけど、新旧かけくらべたところ新しいほうがこめかみへの圧迫感のなさで優れている。眼鏡屋が言うには、「新しいほうがかけ心地はいいけど、一日に二度かけ位置を直さなくちゃいけない」とのこと。金がたまったら新しいのを買おうと決めた。

レンズは3万した。このときばかりは強い近眼が恨めしい。高いよ、レンズ。